961981 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

懐かしの映画館

◆懐かしの名作劇場 _ ローマの休日

bara


懐かしの名作劇場  (第1回)



さて、今回から始まりました”懐かしの名作劇場”ですが、
このHPの題名が懐かしの映画館なのに、
どうも最近の映画の話題ばっかりで懐かしさに欠けるところから、
このコーナーを作りました。



roma6


さて、記念すべき第1回目の作品には、
今でも多くの人を魅了する永遠の妖精
オードリーヘップバーンの名作
「ローマの休日」をお送りします。

オードリー扮するアン王女と、
グレゴリーペック扮する
新聞記者ジョーの恋のおはなしで、
美しい撮影でとらえられた
ローマの街を背景に
コミカルなタッチで繰り広げられる
ロマンチックストーリーです。






roma
「ローマの休日」

製作年:1953年度作品
製作国:アメリカ
配給会社:パラマウント映画
上映時間:118分
日本初公開:1954年4月
リバイバル公開:1973年2月/CIC
           1977年7月/CIC
           1997年6月/ヘラルド
監督:ウィリアム・ワイラー
製作:ウイリアム・ワイラー
原作:アイアン・マクレラン・ハンター
脚本:イアン・マクレラン・ハンター
    ジョン・ダイトン
撮影:フランク・F・プラナー
    アンリ・アルカン
衣装:イーディス・ヘッド
音楽:ジョルジュ・オーリック
出演:オードリー・ヘプバーン
    グレゴリー・ペック
    エディ・アルバート
    テュリオ・カルミナティ
    パオロ・カルソーニ
    ハートリー・パワー、



roma1

「ローマの休日」はオードリーの
アメリカデビュー第1作めで、
公開されるや一躍賛辞と
栄誉の嵐にめぐまれました。

オードリーの個性と
演技力の素晴らしさは、
ニューヨーク批評家協会の
最優秀新人賞ばかりか、
アカデミー主演女優賞まで
獲得してしまいました。



------物語-------


roma3

王女は親善旅行のためにローマに
やって来たのですが、
忙しいスケジュールでくたくたに疲れ、
気分を晴らすために、
ふと街へ抜け出し道ばたに
寝ころんでしまいます。

そこへ通りかかったのが、
王女の旅行の特ダネ記事をとろうと
頭を悩ましているジョー。




roma2

正体もなく寝込んでいる王女を、
ジョーは下宿へ連れ帰りますが、
翌日それが王女であると知ってびっくり。

彼は自分の身を明かさずに
ローマの街を連れ歩き、
特ダネ記事をつくろうとしますが、
そのうちに二人のあいだには
恋がめばえます。





roma5

しかし、王女はもとの生活に
帰らなければなりませんでした。
「私がどこへ帰っていくのか、
絶対に見ないでちょうだい」
という王女の瞳から
一筋の涙がこぼれ落ちました。

数日後の記者会見の席上、
王女と新聞記者ジョーは
眼と眼を見合わせ、
無言の別れをするのでした。





オードリー・ヘップバーン 略歴

1929年5月4日 ベルギーのブリュッセルで生まれる
本名は、Andrey Kathleen Ruston。
幼い頃に貿易商の父とオランダ貴族出身の母が離婚
寄宿舎生活や戦争による貧困生活を送る中でバレエの稽古を始め
ロンドンのマリー・ランバート・バレエ・スクールに入る。
51年、ブロードウェイ公演で『ジジ』の主役に抜擢される。
その舞台を見たウィリアム・ワイラーにより
53年「ローマの休日」にて主役の座を獲得
以後「昼下がりの情事」「ティファニーで朝食を」
「マイフェアレディ」など多くのヒット作に出演。
晩年はユニセフに親善大使として、ソマリアで難民救済に力を注ぐ。
93年1月20日ガンのため、63歳でこの世を去る。


オードリー・ヘプバーン 出演作品一覧

1948Nederlands in 7 lessen
1948High Button Shoes
1951Young Wives' tale
1951Gigi
1952Monte Carlo Baby
1952初恋
1953ローマの休日
1954オンディーヌ
1954麗しのサブリナ
1956戦争と平和
1957パリの恋人
1957昼下がりの情事
1959尼僧物語
1959緑の館
1959許されざる者
1961ティファニーで朝食を
1961噂の二人
1963シャレード
1963パリで一緒に
1964マイ・フェア・レディ
1966おしゃれ泥棒
1967いつも2人で
1967暗くなるまで待って
1976ロビンとマリアン
1979華麗なる相続人
1981ニューヨークの恋人たち
1986おしゃれ泥棒2
1989オールウェイズ



roma7

”懐かしい映画”というのは「ローマの休日」のような作品のことを
いうのかもしれませんね。
初めて見たときの感動は、時を越えた今でも変わることなく、
いや、それよりもさらに深く私たちの心を揺れ動かしてくれます。
一人一人の人生の中で「ローマの休日」は、
作品そのものが美しい思い出になっているのではないでしょうか。
そしてオードリーは、これからも私たちとともに、
生き続けていくに違いありません。


aikon


bara



© Rakuten Group, Inc.